アリーナは手持ちパーツが多くて強力なものを持っているプレイヤーが有利です。パーツが多ければ編成の幅が広がり、縛りや相手属性に合わせて柔軟に対応できるからです。しかし、パーツの少ない無課金プレイヤーでも条件がそろえば、100位以内にランクインするのも不可能ではありません。いくつかの検証も兼ねつつ、第13回アリーナ（1on1、ジオンタグ）のランキング入りに挑戦したJAXAの奮闘記をご覧ください。
無課金勢のアリーナ戦略
ガンブレモバイルを始めた時期にもよるので一概には言えませんが、無課金勢は手持ちパーツが少ないです。そのため、編成の幅が狭く、特に今の縛りのあるアリーナでは参加条件を満たすだけで精一杯になるケースも多いでしょう。それでも簡単にあきらめたりせず、戦闘評価を少しでも改善する方法を模索していきたいところです。上位を狙うのに必要としたもの
すべての無課金勢に必須というわけではありませんが、現在の仕様のアリーナを戦ううえで、JAXAにとっては欠けると困るものを挙げておきます。今回のアリーナでは、これらが大活躍しました。録画とタスクキル
γ小隊の検証班であるJAXAにとって、ダメージ計測の検証のために戦闘時の録画は必須です。また、賛否両論あるとは思いますが、タスクキルで戦闘をリセットし、異なる編成での与ダメや使い勝手などを比較・検討しています。もちろん、やり直しができることは高い戦闘評価を得るのに有利に働きますが、それだけでランキング上位獲得を確実にするというわけではありません。タスクキルはポリシーに反するからやりたくないという人でも、録画だけはしておくと反省材料として使えるので後々役に立ちますよ。ストライクルージュBP
現状の射撃有利なアリーナの仕様では、初期チャージ量アップの特性パーツを積む前提なら、I.W.S.P.が比較的容易に1.259を出せる武装です。ノワールBPやX1胴などの弾数系EXスキルも強力ですが、スキルの威力表記が同じだと基本的に弾数系は1射撃のダメージが半分程度です。そのため、ストライクルージュBPやTR-1脚のEXスキルのほうが一撃で倒せて時間短縮につながるケースが多く、初期チャージ量アップの特性パーツと組み合わせた編成がおすすめです。耐久力が低い相手と戦う場合はルージュBPを試してみてください。
1.259を出し続ける戦い
新しいアリーナの仕様になってからは、戦闘評価の最高値は1.260とみなしてよいです。それ以上の評価もシステム上は出せるようですが、今のところ現実的な数字ではありません。また、1.260を出すにしても与ダメがそれなりに必要なため、ほとんどのプレイヤーは1.259を目指して戦っていくことになります。戦闘評価1.259を得るには、4:56以内に戦闘を終了させれば基本的にはOKです。（追記）4:56以内でも、ステージや与ダメによっては1.258が出る場合があります。これについては、追って検証結果をご報告します。初日～3日目までは1.258でも大丈夫
基本ポイントが200、280、400であるときは、戦闘評価が1.258～1.260なら獲得ポイントは同じになります。初日は、1戦目ガンキャノンの200、2戦目ガンダムの280、3戦目ドムの400のそれぞれで戦闘評価1.258以上をとればよいわけです。ステージが月面基地だと難易度が高くなりますが、なんとか4:55以内に戦闘を終わらせられるパーツ構成を見つけましょう。基本ポイントの最大は、2日目が280、3日目は400です。基本ポイント200
200×1.258=251.6→252
200×1.260=252
基本ポイント280
280×1.258=352.24→353
280×1.260=352.8→353
基本ポイント400
400×1.258=503.2→504
400×1.260=504
※基本ポイント400までは1.258～1.260の間に差はつかない。
4日目以降は1.259以上を狙っていく
基本ポイントが560、800、1080のときは、1.258以上の戦闘評価でも差がつき始めます。重課金者であっても1.260をコンスタントに出すのは至難の業ですから、1.259を死守するのが4日目以降の基本戦略です。しかし、ランクが上がると対戦相手も強くなってくるので、どうしても難しい場合は1.258でしのぐほかありません。基本ポイント560
560×1.258=704.8→705
560×1.259=705.04→706
560×1.260=705.6→706
基本ポイント800
800×1.258=1006.4→1007
800×1.259=1007.2→1008
800×1.260=1008
基本ポイント1080
1080×1.258=1358.64→1359
1080×1.259=1359.72→1360
1080×1.260=1360.8→1361
無課金JAXAのアリーナバトル実録
第13回アリーナの参加条件は「ジオンタグ発動」であったため、パーツの少ないJAXAは「500位以内をなんとか取りたいな～」ぐらいの軽い気持ちで臨みました。戦力になりそうな自分のジオンパーツは、ヤクトドーガとローゼンズール、グフ・カスタムぐらいでしたから。これでは、ジオンタグを発動して十分な射撃攻撃力を確保できる編成は困難で、ランキング入りなんて夢のまた夢。そもそもJAXAが所持する射撃攻撃力が一番高い頭部パーツはアルテミス頭（2378）で、手持ちで制限なく編成できたとしても射撃攻撃力の合計はせいぜい1万ちょっとです。見通しはかなり暗いものですが、やれる範囲でやってみましょう。
あとから挽回できる可能性はある
序盤はほとんどの人が高い戦闘評価を出すため、一度でも失敗してしまうと逆転するのは非常に難しいです。確かにトップ10を目指すレベルの人なら期間中にミスをしないのは絶対条件になりますが、100位以内が目標であれば挽回できる可能性は0ではありません。初日で月面ステージを引いてしまう
格闘機有利だった頃は良ステージだった月面基地ですが、現在のタイム重視のアリーナでは一番引きたくないステージとなってしまいました。今回、JAXAは初日の2戦目と3戦目が月面で、3戦目は1.257で終わらせてしまいました。初日は「こんなもんでいいや」ぐらいのつもりだったからです。ここでなんとか編成を工夫する努力をして、1.258を取れていたらもっと上位を狙えていたかもしれません。ここで上位陣とは大きな1ポイントの差がついてしまいました。中盤まで1.258でしのぎ、終盤で1.259を連発
上述の戦略通り、ルージュBPをメインウェポンとしてアリーナを戦っていきます。3日めまで上位陣を1ポイントの差で追いかけました。対戦の多くが、P属性、ドッズライフル（初期チャージ12%）、シーブック、ルージュBPといった編成です。その編成のときはほとんど射撃攻撃力が7000台でした。途中、倒しきれない相手が出てくるたびに編成を試行錯誤しました。一番厳しかったのはT属性編成のときで、低レベルのザクマシンガンを装備して射撃攻撃力6000ぐらいで1.258をキープすることもありました。攻撃力が低くても有利属性ならダメージが足りるケースが多かったです。我慢のかいあってか、金曜日は戦闘力20万程度の弱めの相手が現れ、幸運にも同じ相手と3戦連続で対戦できました。そのおかげで高ポイント帯で1.259を連発し、ここでやっと100位以内に入ります。
最終日、100位以内にとどまるための執念
土曜日は1.258が1回あったものの、残りを1.259でクリアしてランキング残留ができました。ここでも最終日のように突き詰めてやっていれば1.259を出せていたかもしれませんが、そのときは「そこまでしなくてもいいかな」という気持ちでした。ですが、人間とはやはり欲が出てくる生き物なんですね。最終日は1ミスでも100位以内には入れる目処が立っていましたが、「せっかくなら最後の3戦とも1.259で終えたい」という感情がふつふつと湧いてきました。あのイベントパーツを完凸させる！
1戦目は戦闘力20万ちょっとの無属性の相手。I.W.S.P.を使えば一撃で倒せるのですが、雪原ステージのために4:55クリア→戦闘評価1.258になってしまうので簡単ではありません。敵機と距離がある一部のステージでは、IWSPのように発動時にカメラ移動がはさまるスキルだと4:56までに戦闘を終えられなくなるのです。そうなるとI.W.S.P.以外のEXスキルで倒すしかないのですが、JAXA機体のしょぼい射撃攻撃力ではノワールBPの2連装リニアガンでもX1胴のビーム・ガンでもダメージが足りません。相手に属性があれば有利属性でなんとかできたかもしれませんが、あいにくの無属性。1戦目から敵機更新を消費するのも危険です。結局3時間ぐらい試行錯誤して、ビーム・ガンにビーム・ザンバーと百式ビームライフルのEX威力アップ（合計50%）を積んであと少しのところまでたどりつきます。これ以上はもう編成ではどうしようもないので、微々たるものですがX1胴のレベルを最大にして射撃攻撃力を200増やします。それでもまだ足りなかったため、グフ・カスタム脚もレベル最大に。それでようやくビーム・ガン一発で倒すことができました。上位者がはまった4:55の罠
2戦目は敵機更新して、戦闘力20万ちょっとの相手をなんとか引き当てます。今度も無属性ですが、今度はお台場なのでI.W.S.P.でも大丈夫です。ほっとしながら対戦し、無事に一撃で倒しましたがタイム表示の4:55に反応して即座にタスクキルしました。ほんの一瞬しか表示されなかったので、ぼーっとしていたらそのまま終了させていたことでしょう。今回のアリーナで、ランキング上位者を泣かせたのが、この「ほぼ感知できない4:55」でした。表示上まったく見えないこともあるようで、戦闘評価1.258を不本意に取らされてしまったランカーも多かったようです。なんとか罠を回避して再チャレンジし、2戦目も1.259を獲得します。
無課金JAXAのアリーナ最終順位
最終日3戦目は、戦闘力20万に満たないT属性の相手（記事トップ画像右）。ジャブローステージだったためタイムの心配もなくI.W.S.P.で瞬殺し、無事に最後も1.259を取れました。結果、
16978ポイント
60位
という好成績を収めることができました。今回はジオンタグ縛りだったので全体的に相手が弱かったこともありますが、条件次第では無課金でもランキング入りは可能だと証明できたのはよかったです。JAXA自身で把握しているだけでも、あと2～3ポイントは上積みできそうだったので、さらに上の順位もを目指せたかもしれませんね。
アリーナがガンブレモバイルのすべてではないですし、100位以内の報酬もそれほどすごいものではありません（もちろん無課金プレイヤーにとっては非常にありがたいものですが）。しかし、アリーナでもっと上位をとりたいと考えている人はかなり多く、それがかなわなくてモチベーションが下がっているケースもあると思います。今回のレポートが、みなさんがアリーナで戦うときのヒントになったら幸いです。
次のアリーナはガンブレMAXさんの動画がよいヒントになるかも！？
無課金攻略
